サイコパス山田こと主治医の山田先生(信頼しております)の受診から手術日までわずか2週間。
サイコパスでもありカリスマでもあるDr.Yamadaはスケジュールがカツカツで無理矢理詰め込んでもらった形。
それもこれも私の早期復帰を考えてくれてのこと。
本当は凄く優しい先生なんです。
サイコなんて言ってごめんなさい。
いや、ゴーメンナサイ!ゴーメンナサイ!
っと世代が分かるネタを挟みつつ入院当日。
当初、看護師の方から入院は2週間と言われていたのですが仕事的に2週間は無理。
※山口は一応カリスマトレーナーの部類なので顧客への責任があるのです。
入院前にもらった入院の手引きのようなものには最短で3日間(手術前日、手術当日、翌日退院という流れです。)と記されていたのでそれを盾に入院期間短縮を訴える。
なんならリハビリをする病院で先にリハビリ予約をしてしまう始末。
※手術する病院とは別に通院している病院があります。
看護師の方も半ば呆れ顔で
看護師「では入院期間3日にしますが、先生がダメと言ったらできないですよ」
ヤマ「ワガママ言ってすみません。仕事がどうしてもね。テヘペロ」
ヤマ心の声「サイコ山田がダメなんて言うわけがない。アイツはスーパーDr。己の腕に絶対の自信がある故、早期退院はむしろ歓迎派だろう。」
看護師「手術の次の日なので、かなり痛みが残ると思いますが大丈夫ですか?」
ヤマ「愚問!」
そんなこんなで手術当日。
前日21時から絶食、当日7時から飲み物も絶つ。
さらに手術後4時間、絶飲食。
結果的に水分を摂れたのが当日17時だったのですがこれが地獄だった。
まずは麻酔から目が覚める。
患部の痛みと痺れ、そして激しい空腹と喉の渇きが私を襲う。
後、4時間近くこのままなのか…
想像の10倍以上キツいために少し寝ようと思うのだが痛みと渇きがキツ過ぎて眠れない。
途中、男性看護師にチンコの管を抜かれるが何も恥ずかしくない。
チンコがいつも以上に可愛い状態になっていたが何も感じない。
なんならオムツからパンツへの履き替えまで、全てその男性看護師にやってもらったのだが何も恥ずかしくない。
とにかく早くこの苦しみから脱したいと祈るばかり。
痛みのためか血圧も150近くまで上がる。
痛み止めの点滴は打ってもらっているのだが、痛みは治るどころか、むしろ酷くなる。
明日の退院なんて不可能じゃない?
そんな弱気が私の頭と心の107%くらいを覆う。
看護師の方もこの状態を見れば流石に入院期間の延長を提案してくれるだろう。
そんなことを考えていた私も確かにいました。
そんな私の甘い考えはすぐに吹き飛びます。
看護師「ヤマさーん、痛みどうですか?」
ヤマ「いや、想像よりも遥かに痛みますし、痛みのせいか吐き気も若干します。」
看護師「そうなんですね〜。それで明日の退院ですが午前・午後どちらが良いですか?」
ヤマ「あっ退院。そう言えば退院でしたね。エヘヘ」
看護師「どちらが良いですか?」
ヤマ「じゃあ午前で」
看護師「分かりました。では明日の11時に退院になりますね」
自ら言ったこととはいえ、瞬く間に退院が決まった。
私はと言えば水分補給により多少は楽になったものの食欲は余りなく完全にグロッキー状態。
トイレ行くにも看護師を呼び車椅子で移動。
退院当日の朝もまだ移動は車椅子。
後、数時間で退院なのに大丈夫なのか?
一抹どころか十抹くらいの不安がよぎる。
退院まで2時間を切ったところで理学療法士の方が来て松葉杖のレクチャー。
事前にレクチャーを受けていたのでここは問題なくクリア。
理学療法士「松葉杖はバッチリですね!膝の状態はどうですか?」
ヤマ「痛いです…」
理学療法士「ですよね。アメリカだとACL再建でも日帰り手術があるみたいですが、日本だと入院3日は多分最短ですよ」
ヤマ「そうなんですね。」
ヤマ心の声「そらそうだろ。メッチャ痛いもん。無理やで」
理学療法士「自宅でも無理せず安静にしてくださいね」
ヤマ「ずっと寝てます」
ヤマ心の声「無理するのが無理だから。もう一泊くらいしてもいいんだよ」
私の心の声は届かず(当たり前だ。そもそも自分が望んだこと)いざ退院。
タクシーの乗り降りから、部屋での全ての行動がめちゃくちゃ大変。
トイレ行くのも一苦労だし、そもそもタクシー以外で移動ができない。
コンビニですら行くのは困難。
しかも一人暮らしに猫2匹。
ただ日に日に痛みは軽減して食欲は既に完全復活。
なんならそろそろアルコールも解禁したいところ。
これも山田先生のお陰だろう。
サイコパスなんて言って改めて本当にごめんなさい。
でも初めての患者に「痛みって何か分かりますか?」はないZe!
こんな感じで怒涛の手術話はお終い。
引き続き経過や進捗をこちらで綴っていきたいと思います。
最後に私から一言。
とりあえず2週間入院しとけ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
山口